皆さん生理用品は何を使っていますか?
私は長年紙使い捨てナプキンを使ってきましたが、近年は肌が敏感になり、どこのメーカーの使い捨てナプキンを使ってもかぶれるようになりました…。
そこで生理用品を色々調べ、たどり着いたのが吸水ショーツとシンクロフィットの組み合わせ。
この2つで肌荒れとサニタリーボックスから解放されました。
- 吸水ショーツの使い心地は?
- シンクロフィットとは?
- 使い捨てナプキンをやめたメリット・デメリット
今回は、30代敏感肌ミニマリストの生理用品事情を紹介します。
生理中は吸水ショーツ+シンクロフィットを組み合わせ
生理中は吸水ショーツをメインに、外出時や出血が多い日はシンクロフィットを併用しています。
シンクロフィットは本体も外装もトイレに流せるので、出先で万が一サニタリーボックスが無い場合も交換できるのが便利です。
吸水ショーツとは?
普段のショーツのように1枚履くだけでOKな生理用品
クロッチ部分に防水性のある生地が使われているので、生理中に使い捨てナプキンなしでも過ごせるショーツです。
吸水できる量の違いや、使い捨てナプキンの羽がしまえるサニタリーショーツとしても使えるものなどがあります。
吸水ショーツの使い方・洗い方
使い方は、普段のショーツと同じように履くだけ。
基本的には、使い捨てナプキンやタンポンなどと併用せず単体で履くだけでも過ごせます。
使用後はショーツが吸った経血を手洗いし、ネットに入れて洗濯機で洗います。
手洗いの後、セスキ水に漬け置くと汚れが残りにくいのでおすすめです。
私はお風呂場で折りたたみ桶使って漬け置きしています
吸水ショーツのデメリット
デメリット①初期費用がかかる
1枚だけでは足りないので、洗い替え分の吸水ショーツもまとめて用意すると初期費用がかかります。
しかし毎日使うものではないので長く使えるため、長い目で見れば使い捨てナプキンを何度も買うより安く済むことも。
ちなみに使い捨てナプキンにかかる費用は1年で8400円と言われています。
デメリット②1枚で丸1日履きっぱなしは難しい
出血の量にもよりますが、単体で履いて4~6時間ぐらい経過したあたりからニオイが気になる印象でした。
服の外に漏れるほどではありませんが、衛生面から見ても経血量によって1日に数枚履き替えが必要そうです。
吸水ショーツのメリット
メリット①肌がムレにくくかぶれにくい
多くの吸水ショーツは防水性だけでなく防湿性にも配慮した作りになっているため、生理中も肌がムレにくいです。
肌かぶれの原因のひとつだった、使い捨てナプキンやサニタリーショーツの通気性の悪さによるムレが、吸水ショーツに変えてからは軽減しました。
メリット②夜安心して眠れる
就寝時にタンポンという選択肢もありますが、推奨使用時間は7時間以内と制限されているため安心して眠れないことも…。
一方吸水ショーツは、安心して寝坊できます。
また吸水部分がずれることがないので、使い捨てナプキンに比べて漏れにくいと感じました。
経血量が多くて吸水ショーツでも心配な方には、ショーツ型ナプキンがおすすめです。
構造上ムレは避けられませんが、これが一番安心できるのでタイミングや経血量によって使い分けています。
メリット③ショーツと同じ感覚で履ける・洗濯できる
生理中も吸水ショーツ1枚でOKなので、使い捨てナプキンを使用している時のゴワゴワ感がありません。
夜は履いたままお風呂場に入り、その場で洗って洗濯機にポイ!
メリット④生理が来そうなときやおりもの対策に便利
そろそろ生理が来るかな…?というタイミングにも吸水ショーツはおすすめです。
万が一出血しても洋服への漏れを防いでくれて、ついてしまった経血も落としやすいです。
吸水ショーツの多くはクロッチ部分が黒ですが、サラッフィープラスのナプキンショーツは肌色なので出血の有無がわかりやすく愛用しています。
吸水ショーツはこんな人におすすめ
- 使い捨てナプキンのゴワゴワから解放されたい
- 経血のついたショーツを手洗いすることに抵抗がない
- 使い捨てナプキンで肌がかぶれてしまう
最近ではユニクロや3COINSなど、身近なメーカーから販売されている吸水ショーツ。
気になったらぜひお店を覗いてみてください♪
おすすめの吸水ショーツ
様々なメーカーの吸水ショーツを試した中で、特に良かったものを2つ紹介します。
エアリズム吸水サニタリーショーツ(ユニクロ)
糸による縫い目がないので、肌当たりがよくチクチクしません。
エアリズムを採用しているのでムレにくく、肌触りがサラッとしているのが特徴です。
ジャストウェストサイズなら吸水面がクロッチ部分だけでなく後ろは腰の辺りまであるため、とても安心感があります。
ナプキンショーツ(サラッフィープラス)
クロッチ部分が肌色の、吸水ショーツとしても使えるサニタリーショーツです。
綿95%で肌に優しく、普通のショーツと変わらない厚みなのでアウターに響きにくいです。
多くの経血を吸うことはできないので生理中には不向きですが、そろそろ来るかな?という日の不意の出血から守ってくれます。
サラッフィープラスのショーツは、肌当たりの良いシンプルなデザインだけでなく、レースがついたデザインもあります♪
シンクロフィットとは?
ユニ・チャームから販売されている、使い捨ての吸水シート
生理時の吸収力のサポートを目的とした、体につける生理用品です。
タンポンと違い、デリケートゾーンにあてがうだけで良いのでとても簡単です。
無香料なので、肌や下着に余計な香りがつくことがありません。
シンクロフィットの使い方・捨て方は?
本体の切込みに指を入れてデリケートゾーンにあてがい、ナプキン等と併用します。
外装も本体も水洗トイレに流せる素材でできているので、使用後は挟んだままトイレに座るだけ。
手を汚すことなく取り替えることができます。
シンクロフィットのデメリット
デメリット①慣れるまで異物感がある
座る時や自転車に乗る時など、最初はどうしても「挟んでいる」感覚があります。
できるだけゆっくり過ごせる日に使って、少しずつ慣らすのがおすすめです。
慣れてしまえばほとんど気になりません!
シンクロフィットのメリット
メリット①外装も本体も全て水洗トイレで流せる
訪問先の家などサニタリーボックスが使えない、もしくは設置されていないトイレでも安心して交換できます。
メリット②肌に触れる面積が少ないのでムレにくく、かぶれにくい
使い捨てナプキンを使うとデリケートゾーンを完全に覆ってしまうため、ムレて肌がかぶれて困っていました。
しかしシンクロフィットは肌に当たる面が少ないので、ムレにくくてかぶれにくいです。
メリット③コンパクトでかさばらないので持ち運びに便利
使い捨てナプキンよりもコンパクトなので、何個かまとめてポーチに入れてもかさばりません。
災害時の生理用品としてのストックにも向いています。
使い捨てナプキンをやめた感想
使い捨てナプキンをやめたデメリット
- 生理のたびに吸水ショーツの手洗いが面倒
紙ナプキンは全て使い捨てだったので、最初は手洗いの作業が増えたことを面倒に感じました。
しかし予洗いから漬け置きまで、実際は数分で完了するので慣れてしまえばそこまで面倒でもないなぁ、と。
手洗いは多少面倒だけど、それを上回るメリットが吸水ショーツにはありました!
使い捨てナプキンをやめたメリット
- 肌のかぶれが減った
- 使い捨てナプキンの在庫を気にしなくて良くなった
- 生理中に出るゴミが減った(なくなった)
- トイレにサニタリーボックスを置く必要がない
吸水ショーツがあれば紙ナプキンの在庫を気にしなくていいので、買い置きするのを忘れていてヒヤッとすることがなくなりました。
床置きしていたサニタリーボックスが無くなっただけでも、トイレの床掃除の負担が減りました!
まとめ
【吸水ショーツの使い心地】
- デメリット①初期費用がかかる
- デメリット②1枚で丸1日履きっぱなしは難しい
- メリット①:肌がムレにくくかぶれにくい
- メリット②:夜安心して眠れる
- メリット③:ショーツと同じ感覚で履ける・洗濯できる
【シンクロフィットの使い心地】
- デメリット①:慣れるまで異物感がある
- メリット①:外装も本体も全て水洗トイレで流せる
- メリット②:肌に触れる面積が少ないのでムレにくく、かぶれにくい
- メリット③:コンパクトでかさばらないので持ち運びに便利
【使い捨てナプキンをやめた感想】
- 生理のたびに吸水ショーツの手洗いが面倒
- 肌のかぶれが減った
- 使い捨てナプキンの在庫を気にしなくて良くなった
- 生理中に出るゴミが減った(なくなった)
- トイレにサニタリーボックスを置く必要がない
近年、日本でもフェムテック市場が注目されるようになりました。
こうした流れの中で、今までは使い捨てナプキン一択だった生理用品の選択肢が広がりつつあるのを感じます。
自分の体質やライフスタイルにあった生理用品を見つけられる人が、ひとりでも多くなったら良いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。